18 Oct 2017

作曲家の肖像画

昔、学校の音楽室の壁に作曲家の肖像画が貼られていた記憶を持つ人はいらっしゃると思います。音の木教室でも、様々な作曲家の顔を覚えてもらえたらと思い、肖像画を壁に貼っているのですが、先日とある男の子の生徒が、レッスンを待っている間に、その肖像画を真似て、教室に置いてあるホワイトボードに描いていました。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト


ベラ・バルトーク


アントン・ヴェーベルン
他の生徒に塗り絵にされてしまいましたが…



いかがでしょうか。なかなかよく描けていて感心してしまいました。実は、ストラヴィンスキー等、他にもいくつか傑作を描いてくれたのですが、写真を取る前に誤って消されてしまいました!残念です。

ところで、これを何人かの大人の方に見せてみたのですが、意外と誰が誰なのかわからないようです。読者の皆さまはわかったでしょうか?


ロンドンで音楽をはじめましょう— Otonoki Music School 音の木音楽教室

7 Oct 2017

ピアノを習えば楽譜が読めるようになるの?

ピアノを習えば楽譜が読めるようになる、という事を耳にすることがあります。また、そのなのかと質問を受けることがあります。実際、ピアノを子供に習わせられる親御様の中には、ピアノそのものの学習よりもそちら、つまり読譜力の向上を期待して習わせる方もいるようです。

他の先生方からもお話を聞いたり、自分自身もレッスンをして沢山の生徒に触れてきましたが、結論からいえば、とにかくピアノを習えば楽譜がすらすらと読めるようになるというのは、あまり正しくありません。特に現地校でピアノレッスンを受けていた方からは、長年やっていても全
然読めるようにならない、サイトリーディングが苦手、読む速度が上がっていかない等、よくご相談を受けますし、また、そのように苦労されている生徒を沢山見てきました。

それでも、やはりピアノが読譜力の向上に一番の近道じゃないの?という声も聴こえてきそうですが、音の木音楽教室の例で言えば、ピアノの生徒よりもすらすら読めるギターの生徒も沢山いらっしゃいますし、習う楽器と読譜力の向上には関連性はあまりないように思えます。確かにピアノは大譜表(二段譜)の楽譜を用いますし、他の楽器に比べて扱う音符の量も多いため、少なくとも読むチャンスは増えるのでは?と思いますが、しかし、もし音符の数が多い分だけ、より時間をかけて読まなければならないとしたらどうなのでしょうか。書かれた音符の数が読む速度を上げるのではなく、速く読もうと努力してこそ読む速度は上がっていくのです。

どんな楽器を選ぼうが、楽譜が読めるようになるためには、楽譜を読むこと以外には方法はありません。ある生徒が、毎回のレッスンで曲をちゃんと仕上げてくるのに関わらず、一向に楽譜がよめるようになりませんでした。何故かと言えば、家でお母さんが横で生徒の譜読みを代わりにしていたからです。小さなお子様の場合等は特に、そのような第三者の助けも必要でしょう。しかし、ゆくゆくは自分自身で読むようにしていかなければ、読めるようにはならないでしょう。本人の上達を辛抱強く見守ることのできる周囲の環境作りが大切です。

ピアノであれ、ギターであれ、ウクレレであれ、読めるようになるために、皆さまそれなりに苦労して勉強されています。同じ壁にぶつかって、それを乗り越えていきます。音の木音楽教室では、楽器のレッスンにソルフェージュやセオリーも追加して学ばれている方が多いですが、それによって、楽器のレッスンだけでは扱いにくい部分をカヴァーしています。音符に触れて、音を想像し、音にする過程を何度も繰り返していくことで、次第に「読める」ように成っていくのです。個人によって進度に違いはあれ、そこには近道はありません。


ロンドンで一緒に音楽を学んでみませんか?— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室

4 Oct 2017

ウクレレのために書かれた曲?

数多くのウクレレの楽譜が出版されていますが、その大部分が編曲もののようです。つまり、元々ウクレレのために書かれた曲ではなく、他の楽器や歌の為に書かれた曲をウクレレで弾けるようにアレンジしたものだと言うことです。もちろんそういったものを弾くことに何も問題はありませんし、なにより好きな曲を自分の楽器でひけるというのは素晴らしい事です。私自身もたくさんの曲をウクレレのために編曲しています。しかし、ある楽器のために書かれた作品というのは、その楽器によって、あるいはその楽器を弾く人にとって特別な存在であると思います。その楽器の特徴を活かした曲や、あるいはその楽器でしか弾けない曲というものがあります。その作品を聴きたければやっぱりピアノでないと、ギターでないと、ウクレレでないと…そう思わせる作品があります。そういった名作が、それぞれの楽器の価値や存在意義を高めるのです。ショパンやリストがもしピアノの為に曲を書かなかったら、ピアノという楽器は今頃、全く違った風に捉えられていたのではないでしょうか?そういう意味で、ウクレレのために書かれた作品が弾かれる機会が少ないとしたら残念なことです。ピアニストがベートーヴェンやショパンの作品を弾くように、あるいはギタリストがソルやタレガの作品を弾くように、ウクレレ奏者が弾けるレパートリーは何でしょうか?


— ロンドンで音楽をはじめてみませんか?Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)

17 Sep 2017

大人のセオリー

ピアノやギターを習いに来られる大人の生徒で、楽器のレッスンと並行してセオリーも習われている方が何人かいらっしゃいます。長い間楽器をされてきた方でも、以前に通われていた教室ではセオリーは教えられていなかった等の理由で、いままで興味はあっても学ぶ機会が無いままに来てしまった方は多くいらっしゃるようです。

経験者の場合でも、初学者と同じように、念のためにもうわかりきっていると思われるような基本的な内容からさらっていきます。実際さらってみると、意外にも沢山のポイントが抜け落ちていることがわかります。楽譜を読むというのは、単に音符を読めるという事だけではないということは、いままでに楽器のレッスンを受けた人はすぐにわかるとおもいますが、セオリーの学習を通して、いままで実は細部まで読んでいなかったということに気づいていくようです。

子供にセオリーを教える場合もそうですが、大人の方には特にセオリーや楽譜にまつわる様々なエピソードを話すようにしています。ごく当たり前に使っている一つ一つの記号それぞれに歴史があります。楽譜を単なるルールとして暗記するのではなく、どうしてそのようになっているのか、そのようになってきたのかというその仕組みを知ることが大切です。楽譜をより奥深いところに分け入って見れるようになると、音楽の理解はより深まっていくのではないでしょうか。

最近、セオリーをしばらく続けられてきた二人の大人の生徒が、ABRSMのグレード5の試験を受け、どちらも文句なしのディスティンクションでパスしていただきました。グレード5は日本でいうところの楽典のレベルに値しますが、これで楽譜を読み解くための入り口にたどり着いた、ということだと思います。これからさらに楽器を極めるも良し、対位法や和声などさらなる音楽理論を学ぶも良しです。


ロンドンで音楽をたのしみませんか?— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室

14 Sep 2017

ABRSM セオリー・グレード5の準備期間について

他のお教室等で楽器を習われていて、セオリーのレッスンのみ単体で受けに来られる方が、ちらほらといらっしゃいます。大人の方にもいらっしゃいますが、お子様の場合は特に、ABRSMのグレード5のセオリー試験を目標にして来られる方が多いです(グレード6以上を受験するのに必須な為)。すでに相当の知識をもっておられる方は、まずは独力で試みるようですが、意外に難しくて…と駆け込んでこられる方もいらっしゃいます。グレード5は概ね日本の楽典と呼ばれているもののレベルに相当します。音楽大学の試験内容に含まれるなど、演奏解釈やさらなる音楽理論の基礎となる部分ですが、多くの小学生にとってはマスターするのは可能であっても、決して容易であるとは言えないと思います。特に噛み砕いて説明できる人のサポートなしで学習するのは難しいのではないでしょうか。事実、大人の方でもそれなりの苦労をして学ばれてるのを見ております。

グレード5を受けるのに、どれくらいの準備期間が必要なのか?という質問をよく受けます。生徒の年齢やすでに持っている知識にもよりますが、出来れば、一年程度は余裕を持って学ばれるのが良いと思います。生徒によっては半年やそれ以下でも可能な場合もありますが、回数や時間を増やすなど、それなりの集中的なレッスンを行うことになるでしょう。出来るだけお手伝いしたいと考えておりますが、あまりにも期限が迫っている場合、期限を延ばしていただくか、大変申し訳ございませんがお断りする場合もあります。セオリーや読譜力は軽くみられがちですが、演奏技術と同等に重要です。単に試験結果の合否ではなく、しっかり仕組みを理解し、演奏の側にフィードバックできるようになるためにも、じっくり学ばれるのを勧めております。今後受験を考えていらっしゃる方は、出来るだけお早目にお問い合わせくださいませ。


— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)

5 Sep 2017

サイクリング

イギリス/ロンドンでの生活を楽しむ方法は色々あると思いますが、音の木からは、とりわけ音楽と自転車を押しておきます。屋内では音楽、屋外では自転車という具合で楽しめます。ロンドンの郊外に一歩出れば、広大な田園風景、車からは見ることのできない素敵な景色の道が沢山あります。景色を楽しみながらぶらぶらしているだけで運動不足も解消できますよ。

先日、ピアノとギターの生徒が自転車を購入されたので、一緒にサイクリングに行きました。


—私達と一緒にロンドン生活を楽しくしませんか— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室

3 Sep 2017

新学期

9月になりました。時の経つのははやいもので、夏休みももう終わり、新学期のはじまりです。現地校に通われるお子様は新しい学年になって勉強も大変ですが、頑張っていきましょう。音の木音楽教室は1日からレッスンが始まり、ホリデーに行かれていた生徒も少しづつ戻ってきていらっしゃいます。レッスン枠の空きは、もうわずかですので、レッスンをお考えの方は、お早めにお問い合わせくださいませ。

—ロンドン生活に音楽を取り入れてみませんか— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室